Diary

何とも言い難い


 徳山高専の女子学生が殺害された事件は、どうにも表現のしようがない結果となってしまいました。

http://www.asahi.com/national/update/0907/SEB200609070023.html


 指名手配された男子学生が自殺してしまう、とは。全然そんなこと考えていなかったため、ビックリしてます。大抵の人は、やはり報道に踊らされる格好で、『逃げている』と思わされてましたからね。週刊新潮なんかは、違法の可能性が高い「少年の本名と顔写真の公開」をしちゃったくらいですからね。

 相手を殺して自分を死ぬくらいの何かがあったんだろうけど、結局誰の口からも語られることなく、事件が終わってしまったような感じになってしまいました。でも、「終わった」わけでは全くないんですけどね。

 恋愛のもつれとか、そういうところなんでしょうか。20歳前後の時期ですからねぇ。愛情が何かを切っ掛けに憎しみに変わってしまったとか… ま、想像したところで分かるわけがないですが。

 被害者の家族の方の心境も、大変なものがあるんだろうなあと思いながら、一方加害者の少年の家族の心境もどんなものなんだろうかと気になる気持ちもあります。どちらにしろ、いろんな意味でひどい事件となってしまった感じがします。


 高専という場所を舞台にした事件ということで、悲しいなあと思う感情に支配されてます。とにかく、高専だけに限らず、学校とかで殺人事件は起こらないで欲しいなあと切に願うだけです。

 もう元にもどせないですからね、生命は。
2006年09月07日(木) No.893 (思馳◇社会)