Diary

ちょっとした疑問


 衆議院議員総選挙が間近に迫ってきて、いろいろとニュースなどでいろんな選挙に関する話題を目にするようになってきたんですが、どうにも腑に落ちないというか、疑問に思うキャッチコピーがあります。

 日本共産党
  「庶民増税に反対 憲法まもりぬく
             たしかな野党が必要です」


 この共産党のキャッチコピー、言わんとしていることはよく分かります。自民党独裁を食い止め、明快な反論などでよい方向へ導くんだという気持ちは分かります。

 …でも、このキャッチコピーだと… 共産党を応援している方には大変申し訳ないんですが、自ら「野党」と言っている時点で、与党になる気は無いのかな、と思ってしまいます。仮に与党になってしまったら、このキャッチコピーでは意味がなさなくなっちゃいますから。

 あくまでチェック役であると公言しちゃっている日本共産党のスタンスは、間違ってはいないと思うんですけれども、政党としてはやはり「目指すは与党」って事ではないのかなと思うんですけど… あるいは『絶対に与党にならずに、チェックを行う政党なんだ』っていう政党のポリシーなんて… うーん、やっぱりあり得ないですよね。

 もうちょっと違うキャッチコピーを考えてもよかったんじゃないかなと僕は思ってしまいます。
2005年08月24日(水) No.167 (思馳◇社会)

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