Diary

DQコンサートへ出陣!


ドラクエコンサートに行ってきました!


 東京・池袋にある東京芸術劇場で第20回ファミリークラシックコンサート「ドラゴンクエストの世界」を聴きに行ってきました!

 ドラクエも20周年を迎えたんですねぇ〜 そうか〜 僕が8歳のころにドラクエが生まれたわけで、それ以来僕らの心を離さないわけですね。

 今回もおなじみの東京都交響楽団の演奏で、ちょこちょこと演奏ミスとかはありましたけど、安定感のある演奏を聴かせてもらえたと思います。

 にしても、今回は前半から内容の濃いコンサートでした。僕自身、コンサートではあまり聴いてなかったドラクエI・IIから入って、前半の最後で『勇者の挑戦(III)』が聴けるわけですからね。前半から飛ばしまくっている感じがして、前半がものすごく長く感じました。そうそう、『ジプシー・ダンス』はメリハリが生演奏でハッキリ感じ取ることができて、凄く良かったです。

 そうそう、前半の最後と後半の始まりに『宿屋』『レベルアップ』のMEを演奏してくれました。ドラクエIのCDにME集をカップリングするってことをすぎやまさんがおっしゃって会場が湧きました。MEをオーケストラにアレンジするのにずいぶん苦労したってお話もされてましたね。呪いの曲なんかは大変だったそうです。

 で、後半なんですが、『哀愁物語』とか『高貴なるレクイエム』もさることながら、やっぱり『おおぞらをとぶ』『ドルマゲス〜おおぞらに戦う』『そして伝説へ…』の流れは言うことが無かったです。『ドルマゲス』は、個人的には"淡々と楽曲が永遠に続く"ような世界観が好きで、都響のパフォーマンスにも淡々さが出ているように感じられて好きでした。ただ、『おおぞらに戦う』のリズムが、ほんの少しだけ歯切れがなかったような感じがしたのが気になりました。気のせいだったのかな…

 アンコールは『トゥーラの舞〜復活のいのり(VII)』と『この道わが旅(II)』でした。よく考えたら、都響版のVIIって発売されていなかったんですね。すっかり忘れてたので『トゥーラの舞』が来たのには驚きました。

 それとやっぱりコンサートを締めるのは『この道わが旅』でしたね。IIの曲が少ないことから、やるだろうなあという事前予想があったんですが、その通りの選曲でした。でも、予想どおりだけれども、嬉しい1曲でもあるわけです。トロンボーンとトランペットのソロ、素敵でした。


 やっぱり生演奏って違う、っていうのを改めて感じさせてくれたコンサートでした。ここ数年、毎年のようにコンサートに出向いて、ドラゴンクエストの世界を堪能させてもらって、その都度子どもの頃の自分を思い起こしながら、オーケストラの迫力を感じることができるって幸せですよ。

 最近は何となく観客層が高くなってきている(チケットが取りにくくなっているからかな?)んですけど、僕個人の意見としては、もっと子どもたちに聴いて欲しいな、と思うんです。ドラクエを切っ掛けに、オーケストラの迫力を味わって、音楽に限らずいろいろと興味を持って欲しいんです。

 残念ながら、僕は耐性がついちゃったようで、初めてオーケストラを聴く感動ってのを味わうことができないんですけど、子どもたちはその初めての体験を身体いっぱいに感じることができますからね。是非是非、子どもたちに聴いて欲しいな、と思います。

 ちょっと蛇足が長くなっちゃいましたが、コンサート、楽しませてもらいました。来年は何をやるんだろうなあ、と言っちゃうと鬼が笑うかも知れませんが、来年も少年になったつもりでドラクエの曲を楽しみたいものです。
2006年08月11日(金) No.829 (好きなこと◇Be!! レポ)